きちり、ユビレジと資本業務提携

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きちりは、iPad を活用した SaaS 型 POS システム「ユビレジ」の開発・ 提供を行うユビレジとの間で、業務提携を締結すること、および同社が発行する第三者割当による新株式をきちりが引き受けると発表した。

なお、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムも本株式引受を行う予定とのこと。

1.本契約及び本株式引受の目的
(1)ユビレジの問題意識及び本契約への取り組みについて
ユビレジは、平成 22 年8月より、iPad を活用した SaaS 型 POS システム「ユビレジ」の開発・提供 を行う事業を展開。
同社は「全世界で 6 億人が使うレジ」を目指して、スマートデバイス の普及を背景に、また株式会社セールスフォース・ドットコムをはじめとした IT ベンダー各社との業務提携により、昨年比 200%成長を遂げている。そして今後も堅調な市場成長を背景に持続的成長が見込まれるものの、利用者の期待を超えるユーザインターフェースを作り上げることと、更なる成長の機会を模索していた。きちりは約 80 店舗の外食直営店舗を運営しながら、そのノウハウを他社に提供するプラットフォームシェアリング事業を行っていることから、きちりの外食運営ノウハウと幅広いネットワークを活用することが同社の今後の事業の発展、各ステークホルダーの利益に資するものと判断し、本契約の締結、および第三者割当増資に至ったとしている。

(2)きちりの本契約への取り組みについて
きちりは、「外食産業の新たなスタンダードの創造」をビジョンとして、外食店舗における自社ブランド展開の他、外食企業向けプラットフォームの構築並びに他社へのプラットフォーム提供を行っている。中でも、このプラットフォームシェアリング事業はここ数年で急成長を遂げており、更なるプラットフォーム強化のためにも基幹業務システムと店舗 POS システムの連動・進化は必要不可欠と考えていた。本契約による直営店舗の業務効率向上はもとより、プラットフォームシェアリング事業 における IT ソリューションの強化、また今後は外食企業各社へ SaaS 型 POS システム「ユビレジ」を OEM 版としてきちりが販売していくことも視野に入れているとしている。

会 社 名 株式会社きちり (コード番号 : 3082 東証第一部)
本 店 所 在 地 大阪市中央区安土町二丁目3番13号
代 表 者 名 代表取締役社長 平川 昌紀

2.業務提携の内容等
(1)業務提携の内容 本提携の内容は以下のとおり。
  ① 「ユビレジ」の機能開発支援
  ② きちり店舗においての「ユビレジ」導入
  ③ 「ユビレジ」の販売協力
  ④ きちりにおいての「ユビレジ」OEM 版販売
(2)新たに取得する相手方の株式又は持分の取得価額
   ユビレジの第三者割当による新株式をきちりが引き受けます。
   相手方の株式の取得価額 29,750,000 円

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