小僧寿し、介護・福祉事業のけあらぶを子会社化 介護関連事業への本格参入へ

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寿し、弁当の製造販売や「小僧寿し」チェーンの展開を行う小僧寿し【9973】は、介護・福祉事業の運営並びに支援業務を手掛けるけあらぶが第三者割当により発行する株式を引き受け、同社を連結子会社とすると発表した。なお、取得価額は15百万円。

小僧寿しは、今後の成長戦略の骨子として「宅配事業」「高齢者・介護関連事業」への本格参入を掲げており、今回の株式取得により「高齢者・介護関連事業」の事業推進を図るとともに、介護業界における「宅配事業」の実施を目指すもの。

一方けあらぶは、一般社団法人全国通所介護事業者連絡会の代表理事であり、日本介護福祉グループの創業者である藤田英明氏が、介護業界全体の環境整備と発展を目的として設立され、高齢者向けのコミュニティサイト「MATCHSTER(マッチスター)」や、介護業界初の逆求人サイト「SCOUT ME KAIGO(スカウトミー・介護)」の運営、及び、デイサービスセンター「MICRO HOME(マイクロホーム)」の運営等を展開しており、介護・福祉事業者の再生にも取り組んでいる。

けあらぶは、今回の子会社化により、小僧寿しとの新たな合弁事業として、「小僧寿し」×「介護施設」のコラボレーション施設「小僧の助(たすけ)」(仮称)を開発する予定。「小僧の助」においては、施設利用者に「小僧寿しのお寿司」を始めとした、多種多様な普通食を提供する他、「刻み食」「極刻み食」「ミキサー食」「ソフト食」などの介護食において、施設利用者の意見・要望を反映した介護食の開発、提供を行っていく考え。

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